高校受験の思い出というのは、志望校選択の時から始まると言っていいのではないでしょうか。志望校を選ぶのって難しいんですよね。高校は大学のようにどこでも学部があるわけではないですよね。はっきりと勉強するものが決まっている高校もありますが、普通はどの高校も総合高校であって、選ぶ基準は学力的に入れるかどうかになってしまうわけです。しかし、入れそうだからここが志望校、入れなそうだから一つ下のランクの学校が志望校というのはしっくり来ないんですよね。
中学三年生ですから、まだ具体的な目標というのはそんなにはないんですが、受かりそう、受からなそうというところとは、別のところで志望校というのを決めたいわけです。そういう場合、役に立つのが高校を紹介した本です。たとえば、東京の本屋などに、東京にある高校の情報を公立、私立関係なく載せている本があるのです。北海道の本屋には北海道の高校の情報が載った本があるんだと思います。地域に合わせて置いてあるんでしょうね。
そういう本には、この高校はこういう校風で、クラブ活動はこれが盛んで、卒業生にはこんな人たちがいるといった情報が掲載されています。こういう情報は理由は不明ですが、中学の先生たちはまず言いませんからね。多分、憧れみたいのが芽生えると、自分の学力を無視して高校を受験する生徒が増えるからだと思いますが。しかし、高校受験にも大学と同じく思い出受験みたいなものがあってもいいと思うんですよね。本当に行きたい所を受けるという形の高校受験は、きっといい思い出になると思います。