高校受験に関する思い出で今でも覚えているのは、親からお金をもらって友達と参考書を買いに行ったことですね。ゲームが欲しいからお金をくださいと言っても、承知してくれるどころか激怒するというのが親なら普通なんですが、参考書を買いに行くというとお金を出してくれるんですよね。勿論、そのお金でゲームを買ったり、ゲームセンターへ行くということはなく、ちゃんと友達と待ち合わせて、街にあった大きめの本屋へ行って参考書を探しました。ただ、所詮、中学生がなんの下調べもせずに、ノリで参考書を探しているわけですから、この参考書は自分に合っていそうだとか、これは先生が推薦していたから、買っておけば間違いないなんていう会話は一切なく、友達とお互いに手に取った参考書を見せあって、これはどうか、いいんじゃないか、といった会話を延々としていました。
結局、なんとなくとか、絵が多いとか、そんな理由で参考書を買って、教科書と内容が合わずに放置しました。高校受験にはまったく役に立ちませんでしたが、受験前の時というのは、息抜きの時間が少ないですから、こんなことがいい思い出になるんですよね。買い物に出掛けるというのもストレス解消の一つなんです。その買い物は参考書でもお菓子でもゲームでもなんでもいいんですよね。
お金を持って、友達と外で会話するというのが楽しいんです。お金を提供してくれた親には申し訳なかったですが、友達との参考書選びは、本当に高校受験前のいい思い出になりました。